木彫ヤスリの特徴 |
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1切れ味
プロ、アマ問わず少し削ってみればすぐ分かるほど良く切れます。
木を削った部分を拡大。
黒いところはやすり
白い物は削り屑
カンナで削ったようなきれいな削り屑がでます。
2仕上がり
木目に沿って削る場合。また特に難しい木口面はツルツルになり、そのままでも仕上がります。
きれいに仕上げるには強く押しつけることなく軽い力でやすりをかけます。
仕上げ面の比較
木彫ヤスリで削った部分と、紙ヤスリ280番で削った部分を拡大。
材質その他の条件で変りますが紙ヤスリの200番台相当の仕上
がり面は十分に得られます。
材質:ひば
場所:木口面(木の繊維方向に対して直角に切った面)
3目詰まり
目詰まりはほとんどありません。
ヤスリを戻すときに木から離さないのがコツです。
刃先が削り屑を付着させない形状をしています。
木を削り横から拡大
上の写真は刃が上を向いていますが、実際に使うときは刃は下を向いているの
で削り屑は目詰まりすることなくやすりから離れます。